タイムトラベル小説Best10

1位『時生』★★★★★★

東野圭吾

グレゴリウス症候群を患う息子・時生に最期のときが訪れつつあるとき、父親・拓実はかつて花やしきで出会った謎の少年との出会いを思い出した。父子の感動物語。

2位『リプレイ』★★★★★

杉山 高之

ディレクターをしているジェフは、43歳の秋に死亡した。気がつくと学生寮にいて、どうやら18歳に逆戻りしたらしい。人生をもう一度やり直せたら、という窮極の夢を実現した男。

3位『時空大戦』★★★★★

草薙圭一郎

第二次大戦中、アメリカが極秘のうちに推進したマンハッタン計画。未来の兵器と情報を入手した連合艦隊はミッドウェー海戦を逆転勝利。究極の架空戦記巨編。

4位『靖国への帰還』★★★★★

内田 康夫

夜間戦闘機「月光」に乗り込んだ若き海軍中尉・武者滋は、決死の覚悟でB29の大編隊に突入する。時空を超えて飛来した“英霊”が、私たちの心に問いかける靖国神社の存在とは?

5位『地下鉄に乗って』★★★★

浅田 次郎

町に地下鉄がやって来た日、ふしぎな錯覚に捉われた。もう一人の自分が地下鉄の窓からホームに立つ自分を見つめていたのだ。せつなく哀しい愛と冒険の傑作小説。

6位『ナミヤ雑貨店の奇蹟』★★★★

東野圭吾

時空を超えて交わされる、温かな手紙交換。あらゆる悩みの相談に乗る、不思議な雑貨店。しかしその正体は……。すべての人に捧げる、心ふるわす物語。

7位『時空特攻戦艦「大和」』★★★★

榛名高雄

昭和二十年、沖縄に向かう戦艦大和の艦橋で伊藤整一中将は暗澹たる思いだった。濃霧のなか突如現れた米航空隊を殱滅した時、大和はすでに昭和十七年のミッドウェー海域に移動していた。

8位『BT63㊤㊦』★★★★

池井戸 潤

主人公・大間木琢磨は父の遺品に触れた瞬間、奇妙なタイムスリップを体験する。呪われたトラックに誘われるまま、過去の世界で亡き父を救おうとする琢磨。昭和30年代の東京羽田を舞台に広がる壮大なエンターテイメント!

9位『蒲生邸事件』★★★★

宮部みゆき

突如ホテル火災に見舞われた受験生・孝史。謎の男に助けられた先はなんと昭和十一年。当代随一の名手会心の日本SF大賞受賞作!

10位『リピート』★★★

乾くるみ

現在の記憶はそのままに過去の自分に戻って人生をやりなおす「リピート」に成功した若者たちが、次々と不可解な死を遂げはじめた!

番外『マイナス・ゼロ』★★★

広瀬正

1945年の東京。18年後の今日、ここに来てほしい、というのだ。そして約束の日、約束の場所で彼が目にした不思議な機械―それは「先生」が密かに開発したタイムマシンだった。

番外『夏への扉』★★★

ロバート・A. ハインライン

最愛の恋人に裏切られ、生命から二番目に大切な発明までだましとられたぼくの心は、12月の空同様に凍てついていたのだ。そんな時、「冷凍睡眠保険」のネオンサインにひきよせられて…